来年の手帳の使い方を考えるにあたり、ふと、過去に使っていた手帳たちを見返してみました。
実を言うと、個人的には過去の手帳を見返すのがちょっと苦手だったりします(笑)
感情的な日記や自分の恥ずかしい部分、思い出したくないことまで思い出してしまいそうなので…。
しかし、一時期手帳にイラストを描いてSNSにUPしていた時期があり、唯一その手帳に関しては、自分で見返しても楽しいものになっています(笑)
その後SNSを引っ越したりしたこともあり、自分のためにも改めてまとめておこうかなという気になったので、今回はそれらの手帳の中身を一部振り返ってみようと思います。
ある日突然記事が消えたら、過去絵を晒すことに耐えられなくなったと思ってください…。
どんなことを描いていたのか?

ざっくり言うと、絵日記だったり、イラスト練習だったり、萌え語りだったり、その時描きたいと思ったものを好きに描いて、ちょっとだけ文章も添えるようなスタイルでした。
と言いつつ、ほとんど一次創作(たまに二次創作)の萌え語りや、当時Twitter(現:X)で話題になったキャラデザ系のハッシュタグに便乗したり(フォロワーさんからリプでもらった要素を入れたキャラを描く、など)と、だいぶオタク全開な内容が多かったです。
フォロワーさんが「手帳絵録」というハッシュタグを考えてくださったので、当時はそれを付けて投稿をしていました。
イラストを描きたいだけであれば、スケッチブックや無地のノートでも良いのでは?と思われるかもしれません。
でも、手帳というある程度フォーマットがあるものだからこそ、「なるべく埋めたい」という気持ちが描くモチベにもつながっていたように思います。
単純に、絵を描く機会が増えたら上手くなるかな…という目的もありました(笑)
手帳の中身を振り返っていく。
2014年(すべてのはじまり)

最初っからコレかよという絵ですみません。
誰がクソ女だよ。自分で書いたんだけど。
文章とかいろいろツッコミどころあってアレでしたが、記念すべき初回(?)だったので載せておきます。

当時描いていた自創作キャラに可愛いお洋服を着せたかったんだと思います。
スタバの新作「…をあきらめた」日。

今見てもカオスすぎる。
フォロワーさんに、「割り箸を割る前にすでに麺をすすっている」と指摘されて自分でも笑いました。
たしかに、なんのための箸だよ!
あとさらっと殺意高めなのが怖い(自分が妖怪だったら~という設定をもはや忘れて書いてそう)。

妖怪が楽しくなったのか謎に2体目もいました(残念ながらこれ以降は生まれていませんでした)。
ドロボーに対して旋回しながらラリアットとか喰らわせてきそう。

1発描きが苦手なこともあり、コピー用紙に描いた絵を貼ることが多いのですが、たまに漫画もありました。
これは、齋藤孝先生の本に出てきた「沈潜」という言葉が好きで描いたものです。
この頃からすでに、SNS依存や時間の使い方について思うことがあったのかな…。

昔から変な夢を見ることが多く、たまに夢日記を描くこともありました。
改めて見ると、「本格派インドカレー」とか言いながら日本の家庭のカレーライスみたいなのを描いている…。
とにかく、夢なんて朝を過ぎてしまえばほとんど忘れてしまいますが、こうして絵日記として残っていると、意外といい思い出(?)になります。
「夢日記は精神的によくない」なんて話もたまに聞きますが、印象に残ったときだけ描くくらいならたぶん大丈夫なんじゃなかろうか…。
2015年ごろ

ずっとカバーのないほぼ日手帳カズンだったけど、この年にはカバー付きを買ったらしい。
たまに真面目に自分の考えていることを書くときもあったみたいです。

これは実際にあった出来事の絵日記(漫画)です。
フリフリなファッションの私に対して半分ジョークだったのかもしれませんが、ボロボロの英語で実年齢を伝えたらほっぺたをつまんで去って行きました…。
悪い人ではなさそうだったけど、なんだったんだ。
2016年ごろ

この年はMDノートを使っていましたが、あまり続かず…。
せっかくなので、手帳絵録として描いたページだけを切って残してあります。
ほかの手帳ユーザーさんが「今の自分」を定期的に絵に描いて記録しているという話を見て、自分もやってみようと思い数年間つづけていました(これはそのひとつ)。
ファッションとか趣味とか環境の変化とか。
これは元旦にSNSに載せるために描いていたようで、フォロワーさんに激しくご挨拶していますね(笑)
だいぶ美化していますが、数年経って見返すとけっこう楽しいので、また再開してもいいかもしれません。

急に様子がおかしい(笑)
初めて名古屋コミティアにサークルとして申し込んだときの日記のようです。
急に「である」調の長文がはじまって、ホラゲーの手記かなにかかと思った。
イベントは出る度いつも緊張しますが、この初心を忘れないでいたいですね(笑)
2020年(ちょこっと再開)
その後しばらく間が空いてしまいましたが、2020年に急に思い出して、手元にあった「ほぼ日のメモ帳(カズン用)」で似たようなことをやっていました(“手帳”絵録と言っていいのか分かりませんが…)。

だいぶ絵柄は変わってきていますが、好きなものは変わってないようです。
ちょっと語り過ぎて落ち着けよって感じですが。

人物イラストや自創作の話ばっかりかと思いきや、ちょっとイラストエッセイみたいな雰囲気も出てきました。
年末にいろんな人が「ベストバイ」みたいな発表をしているのが羨ましかったんだと思います(笑)
この頃から未だにあつ森やってんのか~と思うと感慨深いですが、よく見るといろいろと不穏な文章が踊っていて頭を抱えました。
某V系バンドのMVを再現した部屋とか作ってたんです…(もうそのデータは消しちゃったけど)。
今も「イケメンを集めた島つくる」とか言ってるしあんまり変わってないだろ。
「黒歴史」か「宝もの」か。
そんなわけで、今回は画像多めで過去の手帳イラストを振り返ってみました。
しかし、これらはほんの一部です。
というのも、改めて読み返していて自分でもびっくりしたんですが、思っていた以上に性癖語りと萌え談義があけっぴろげすぎて、これをネットの海に垂れ流していたのかと思うと恥ずかしくて爆発四散するかと思いました。
若さって怖い…!
その反面、一次創作・二次創作問わず、マジで楽しく描いていたんだな~というのも伝わってきました。
上手く言語化しづらいのですが、オタクの萌え語り的なコンテンツからしか得られない謎の栄養ってある気がするんですよね。
たとえそれが過去の自分のものであっても(笑)
そういう意味で、見ようによっては黒歴史でもあるけど、自分にとっては今後も大事に残しておきたい宝ものの一つでもある。
そんな手帳たちでした。
とくに一次創作にハマったり手帳好きさんたちと繋がりはじめた時期の絵は、思い出深く感じます…!
あと、2014年~あたりは一番拘束時間が長い仕事をしていたというのに、(毎日ではないとはいえ)これを続けられていたエネルギーが純粋にすごいと思いました。
今の方が時間はあるけど、もともと遅筆なうえに頭も固くなってきていて、今日はなにを描こうか考えるところでつまづいてしまいそう…。
見返していると楽しそうに思えてきましたが、再開は今のところ未定です(笑)
とりあえずは、「ほぼ日手帳weeks」で小さな絵日記をつづけることが精一杯かもしれない。
でも、またいつか気が向いたら、「好きな手帳に自分のイラストと思い出(と萌え)を詰め込む」という使い方をしてみたいですね。
それでは、本日も…というか本日こそお付き合いいただきありがとうございました(笑)
みなさまも良い手帳・ノートライフをお過ごしください!