来年の手帳に悩むシーズンがやってきました。
毎度「もう来年のこと考えるの早すぎん…?今年もすぐ終わるの…?」と恐怖を覚えつつも、手帳のラインナップを見たり、使い方を見直したりして楽しい時期でもあります。
そんなわけで、今回は手帳会議がてら、私がこれまで何回もリピートして買っている(つまり毎年候補に入ってくる)推し手帳を一度まとめてみようと思います。
いちおう先にお伝えしておくと、
- 基本的にただの推し語り(あくまで個人の感想です)
- すべてを毎年購入しているわけではありません
- 使いこなせているかは別の話です(それもどうなの)
- 趣味的な意味で手帳が好きな人向けの話かも
(実用性よりときめき重視な面もあります)
…という点はご了承ください。
私は手帳をオススメするプロのアドバイザーではないですし、たぶん好みも使い方も偏っています(笑)
一元化もできないし、気になったらどんどん試すせいで、毎年布陣が変わる浮気性です。
そんな私なので参考になるか(信用していただけるか)分かりませんが、浮気性なりに「この手帳は魅力的でいつも候補に入ってくる」、「毎年は買ってないけど定期的に使っている」という手帳を語っていきたいと思います。
もはや好きな手帳を全部使うために体を増やしたい。
世の中にはいろんな人がいるっスね!
ほぼ日手帳
言わずと知れた、「ほぼ日刊イトイ新聞(株式会社ほぼ日)」から毎年発売されている人気の手帳。
子どもの頃から手帳やノートは好きだったものの、私をいわゆる「手帳沼」に引きずりこんだきっかけとなったのが、このほぼ日手帳という存在です。
正確には書店に並んでいた「ほぼ日手帳公式ガイドブック」を見て、「なんだこの楽しそうな世界は!」となったのが最初なのですが(笑)
最近はかなりラインナップも増えていて、「ほぼ日手帳」と一括りにしきれないところもあるのですが、今回はそのなかでも、ほぼ毎年購入している2種類を挙げてみようと思います。
ほぼ日手帳オリジナル

ほぼ日手帳といえばコレ!という、定番の1日1ページ、A6サイズの手帳です。
写真に写っているのはあくまで歴代手帳の一部なので、実際はもっとたくさんあります(収納に困りはじめている)。
最初に持ってきておいてなんですが、ほぼ日手帳オリジナルは個人的に思い入れが強いものの、“万人にオススメ”できる手帳だとは思っていません(笑)
(ひと昔前とはちがって)1日1ページ手帳はほかにもいろいろなメーカーから出ており、その中でも特別シンプルだとか、クセがないとは言い難いです(「日々の言葉」が書かれていたり、独特なおまけページがあったり)。
ただ、そこが「ほぼ日手帳」らしさでもあり、たくさんのユーザーさんが自由度高く楽しんでいる姿を眺めることも含め、独自の世界観ができあがっている手帳だと思います。
もちろん単純に機能性で選んでいるという方もたくさんいるとは思いますが、どちらかというと、「生活をちょっと楽しく、豊かにするために手帳を使ってみたい」といった方にオススメしたい手帳です。
- コラボ商品や毎年のカバー選びを楽しみたい
- 1日1ページ手帳を使ってみたい
- 日記や勉強など予定管理以外の用途で手帳を使いたい
- 「手帳を書く」こと自体が楽しいと思える人
(人の手帳の使い方を見るとワクワクする人)
とはいえ、「毎日すき間なく埋めなきゃ」とか、「SNSで見るようなお洒落なデコ(コラージュ)をする人向けなのかな」と思ってハードルを上げてしまうのも、もったいないと思っています。
何が楽しいか、続けられるかは人によるし(そのちがいも含めて面白いとも思っていたり)。
私はなんかもうこの形とか、大きさとか、“モノ”として好きなオタクなので毎年買ってしまうけど(笑)、一つの使い方を継続したり、人様に見せられるような綺麗なページは全然ありません。
でも、やっぱり書くことの楽しさとか、「ちょっと●●を記録してみようかな」とか、いろいろ挑戦させてくれる懐の広さみたいなのを感じさせてくれて、そこが好きなんだと思います。
オススメする理屈としてはフワっとしているかもしれませんが…。
あと、多冊使い派の私としては、メインのスケージュール管理を別のウィークリー手帳でしつつ、趣味や日記用にほぼ日手帳をプラスするという立ち位置がなんかしっくりきています。
2012年からほぼ日手帳を使っていますが、未だにひとつの使い方を貫けたことがありません(笑)
でも、大体「アイディア帳」「日記」「インプット」のどれかに使っているかも。
ほぼ日手帳weeks

実は、ほぼ日手帳シリーズのなかで一番バランスよく誰にでもオススメできると思っているのはweeksだったりします(これも個人的な感覚ですが)。
「1日1ページも書くことない!」とか、「オリジナルは重すぎて持ち歩きにはちょっと…」という人でも使いやすく、それでいてほどよく自由度の高いレフトタイプ(左ページが1週間の記入欄、右ページがメモページ)というのが推しポイント。
がっつりスケジュール管理や記録にも使えるし、絵を描いたり写真を貼ったりしたい人にも、見開き1週間というのが意外とちょうどよいキャパなのかも。
それでいてほぼ日手帳ならではの「日々の言葉」(私は好きです!)があったり、ほぼ日の世界観もちゃんと味わえるのが楽しいです。
- コラボ商品や毎年のカバー選びを楽しみたい
- コンパクトな手帳を使いたい
- でも、ほどよく自由度の高い週間ページがいい
- メモページがたくさん欲しい(メモページが多いMEGAもあります)
接客業をしていた時代は仕事用にしていて、タスク管理やお客さんとの会話などをメモしていました。懐かしい!
今年は絵日記にしてみたりと、いろいろ試していたよね(最近サボってるけど…)。
ロルバーンダイアリー

デルフォニックスが展開するブランド「ロルバーン」。
リングノートやホチキス綴じのノートなど様々なラインナップがありますが、シンプルな月間カレンダーとたっぷりのメモページで構成されているのが「ロルバーンダイアリー」です。
月間カレンダー(と年間ページ)以外は日付が入っていないというシンプルさが、使う人の想像力をかき立てる手帳です…というか、もはや大半がメモページですが(笑)
「毎日は書かない」人も、逆に「1日に何ページ書くかわからない(めっちゃ書く)」という人にもフィットするんじゃないでしょうか。
こちらも毎年表紙のラインナップが豊富なうえに、お洒落で可愛いものがたくさん出るので、選ぶのに苦戦してしまいます…!
- 可愛い表紙で気分を上げたい
- シンプルなフォーマットで充分
- 日付を気にせずたくさん書きたい
- 書けない日の白紙が気になる(だから日付がない方がいい)
- リングノートが好き
ちなみに、持ち歩き用ならMサイズ、家置きや出先でもたっぷり書きたい場合はLサイズを選ぶのがオススメです。
細かいところで言うと、リングノートなので折り返すと場所をとらないところ、あと地味にクリアポケット付きなところも便利で好きです!
10月はじまりなので、買ってからわりとすぐに使えるのも嬉しい!
ジブン手帳(スタンダード)

コクヨの「ジブン手帳」は、“LOG YOUR LIFE 「1年で終わり」ではなく 「⼀⽣つかえる」⼿帳へ。”がコンセプト。
そのコンセプトどおり、ライフログに特化した様々なフォーマットを収録した本体、年をまたいで引き継ぐ別冊「LIFE」、自由に好きなだけ書ける別冊メモ「IDEA」の3冊1セットという人生ログてんこ盛り手帳です。
過去にもスタンダード(上記のセット)を2年ほど使っていたことがあり、2025年は久々に再開しました(今年ははじめてのA5スリム!)。
まずはどんな人にオススメかというと、こんな感じ。
- 1冊にすべてを集約したい
- おまけページやフォーマットが充実している手帳が好き
- 24時間バーチカルの手帳を使いたい
- 細かいライフログをとりたい(食事や体調、気分など)
- ガントチャートを使いたい
- 別冊でたっぷりメモしたい(IDEA)
とにかく1冊(というか1セット)に集約できる情報が多いので、正直言うと、私のように数冊の手帳を使う人よりも、「これさえあれば!」という手帳を探している方にオススメしたいです。
また、週間バーチカルのページもなかなか個性的。
3段階の表情マーク(その日の気分や進捗を〇で囲んだり)や、朝昼晩に別れたスペース(食事ログなどを書きやすい)があったり、アイディア次第でいろいろなログが残せる面白い仕様になっています。

「ジブン手帳」もだんだんとラインナップが増えてきており、よりシンプルで手軽に使えるものもあるので、こちらも公式ガイドブックを見てみると参考になりますよ!
2026年も続行か迷いましたが、来年は「ジブン手帳DAYs」を試してみようと思っています!
CITTA DIARY

青木千草さんが考案された、“未来を予約する手帳”というコンセプトのウィークリー手帳。
ヨガ哲学を取り入れ、手帳を書くことで自分との約束を守り、ワクワクするようなやりたいことを叶えていくというメソッドが人気です。
私自身は単純にフォーマットのシンプルさと紙質を含めた使いやすさが好きで、いろいろなウィークリー手帳を使いつつも、つい戻ってきてしまう手帳の一つ。
24時間バーチカルを広々使いつつ、しっかり方眼メモスペースもあって、タスクはもちろん、ちょっとした振り返りや感想を書いたりもできます(メモスペースが少ないバーチカルだと、これが出来ないんですよね)。
また、「ワクワクリスト」という自分がやりたいことを書き出すリストページが毎月分あるのも特徴的。
最近はやりたいことを書くリストが付いている手帳も多いですが、1ヶ月に一度という短いスパンでやりたいことと向き合ったり、「実際にいつやるか」を考える機会があるというアクティブさも、CITTA手帳ならではだと思っています。
- 24時間バーチカルの手帳を使いたい
- シンプルで広々書ける週間ページがいい
- ガントチャートを使いたい
- 見開き2ヶ月のマンスリーが便利だと感じる
- 「やりたいこと」を可視化して行動に移したい
本当は私みたいな暇人よりも、時間管理をしっかりしたい多忙な方のほうが本領発揮する手帳だと思います…。
SUNNY手帳(WEEKLY)

いろは出版から販売されているSUNNY手帳シリーズ。
ウィークリー手帳、マンスリー手帳、デイリー手帳とさまざまなラインナップがありますが、私はウィークリー手帳を度々購入しています。
なんといってもお洒落で“大人かわいい”デザインがお気に入りポイント。
オレンジに近いイエローとグレーをベースに使ったフォーマットは、どこか温かみがあって元気が出るし、主張しすぎず目にも優しいです。
また、週間ページは時間軸がなく、ざっくりと2つ(線を引けば3つ)に別れているだけなので、使い方の自由度が高いのもいいところ。

午前・午後・夜と時間帯で分けてみたり、2マス分日記を書いて、下に体調ログを書いてみたり…と、様々な使い方ができそうです。
見開きで下半分が方眼のメモスペースだったり、巻末にもたっぷりドット方眼のメモページがあるので、フォーマットに縛られずたくさん書きたい人にもオススメです!
- お洒落でやさしいデザインに惹かれる
- 自由度の高いバーチカルがいい(時間軸にこだわらない)
- 週間ページのメモスペースは広い方がいい
- 「Wishリスト」などリストを書くのが好き
Wishリストや行きたい場所リスト、読みたい本リストなどのリストページも充実。そしてどのページもお洒落です!
MATOKA B6ウィークリー

EL COMMUNの手帳ブランド、「MATOKA(マトカ)」。
毎年ロフトなどで、シンプルな単色カバーにかわいいワンポイントの手帳を見たことはないでしょうか。
動物だったり食べものだったり、ときにはちょっとシュールな絵柄も…(笑)
あまりブログやSNSで紹介したことはなかったのですが、実は以前働いていた職場での「仕事用手帳」として、B6サイズのレフトタイプをリピートして使っていました。
4月はじまりがあるのと、今までご紹介した手帳のなかでは少しリーズナブルで、かつ薄い別冊ノートがついているのも嬉しいポイント。
ぱっと見はシンプルなのによく見ると遊び心があるカバーなので、たまに会話のネタになったりもしていました(笑)
オススメしたいのはこんな人です。
- シンプルさと可愛さの両方が欲しい
- レフトタイプは右のページを広々使いたい
- 時間軸は8時~24時まであればOK
- 別冊メモがあると嬉しい
個人的にはレフトタイプが好きですが、ブロックタイプもあります(写真の黄色の手帳は、今年買ってみたブロックタイプのものです)。
今は会社勤めをしていないので、毎年購入しているわけではありませんが、手帳を選ぶときの候補としては今後も入ってくると思います!
前に持っていた「カニ」のワンポイントの手帳、裏面のカバーには「カニカマ」が描かれているのがなんかジワジワきてお気に入りでした(笑)
写真の「エビ」の手帳は、裏面だと寿司になってる…!
おわりに
以上、実際にリピ買いしている推し手帳たちをご紹介しました。
いや~、推しと言うわりには多い!(笑)
基本的に、やっぱり毎年継続して出されている手帳で、個性的だったり、作り手さんやユーザーさんたちの物語を感じられる手帳に惹かれるというタイプなんだと思います。
公式ガイドブックがあったり、程よく自由度が高くていろいろな使い方をしている人を見たりすると、沼る率が高いです(笑)
もちろん、今回ご紹介した手帳以外にも、ときめく手帳や使ってみたい手帳はたくさんあるので、あくまで現時点での7選です。
気になったらつい新しいものを試したくなっちゃうし、良いなと思ったら100均の手帳やキャラクターものを使うことも全然あります。
今後さらに新しい推しが生まれるのか、少数精鋭化していくのか分かりませんが、引きつづき手帳沼を楽しんでいきたいと思います!
来年の手帳については、またぼちぼち語っていきますね。
それでは、本日もお付き合いいただきありがとうございました。
良い手帳・ノートライフをお過ごしください!
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